子ども達にオオウケの絵本です。幼児くらいからかな。

北の森に住む、一頭の大きなヘラジカはめちゃめちゃくさい。 だから名前もメチャクサ。頭にはハエが集まり、 そのハエを食べるためにカエルや小鳥が住みついている程です。 当然、スカンクだってかないません。

ある日の事、そのメチャクサを食べようとオオカミがやってきます。 ところがあまりのくささに気絶してしまいます。 オオカミもプライドが許さないので、何とか食べてやるぞと知恵を絞って、、、。 さて、どうなります事やら。

メチャクサのとぼけた雰囲気とオオカミの必死さがおかしくて、 次々にページをめくらせます。これだけ汚く臭いヒーローはいない。 メチャクサの登場だけで嬉しくなっちゃいますよ。

余談ですが、訳者は“ KID'S いわき ぱふ ”のいわきのおっちゃんです。